浮気夫(妻)が離婚を迫ってきた場合は、どうすればよいか？？

もし、浮気夫(妻）の方から「離婚して欲しい」と言ってきた場合の対処方です。

不貞行為の証拠が揃っている場合は、その証拠をもとに離婚について進めていけば良いですが、

これから証拠を揃える人・また調査中の人は、例え心の中で自分も離婚したい！！と思っていても、絶対に、離婚についての話し合いをすすめたり、離婚に応じる姿勢を見せたりしてはいけません。

不貞行為が理由で離婚した。という事が難しくなり、結果的に慰謝料もとれないまま泣き寝入りになってしまいます。

ですから証拠が揃うまでは、自分は「離婚する気はなく、むしろ夫婦円満に生活をしたい」というスタンスを貫いて下さい。

なぜなら、離婚の話が具体的に進んでいくと「夫婦関係はすでに破綻をしていた」状態と、みなされてしまう事があるのです。

夫婦関係が破綻後に、性的行為があったとしても慰謝料の支払いは認められません。

尚、簡単には破綻とみなされませんが、破綻にまでは至っていなくても、夫婦が不仲だったと認められると、慰謝料がかなり安くなってしまうこともあります。

また、離婚の話が進んでいた場合、

不貞行為の証拠が揃い浮気夫(妻)とその相手にいざ話をした際に、

「既に夫婦関係は破綻していて、破綻後の事だから慰謝料を払う義務はない」と主張してきます。

不貞行為の証拠があれば、仮に裁判で争うことになったとしても、慰謝料の請求は勿論、離婚も容易に認められます。