調査終了後、慰謝料請求の示談・その3
2022年02月09日
慰謝料請求の示談・離婚の話し合い(以下「離婚協議」といいます)を
高い確率で成功へと導く
成功の3つの要件(鉄則)は
1・「闇討ち」
2・「不意打ち」
3・「挟み撃ち」
の3つめを説明します。
3.挟み撃ち(考える時間を与えない)
辞書の意味では、「両側から挟むようにして攻撃する」ことです。
つまり、逃げられない様に、逃げ道をふさぐということです。
示談交渉において重要なのは、即決(この場合、その場で書面に署名押印してもらうこと)です。
ところが、浮気夫(妻)もしくは、その浮気相手(以下「相手方」といいます)は、話し合いの際に、必ず「考える時間が欲しい」と言ってきます。
ですが、そこで相手方に考える時間を与えてはいけません。
何故なら、相手方の「時間が欲しい理由」の多くは、時間稼ぎだからです。
なんとか反論出来る方法は無いか?慰謝料を払わない、又は減額する方法は無いか?と、
誰かに相談したり、弁護士に相談したりします。
また、仮にその場では、慰謝料を支払うつもりだった人でも、時間が経つとお金が惜しくなるということもあるのです。
せっかく、闇討ち、不意打ちを実践して相手を窮地に追い込んだとして、
最後に逃げられて、対策を講じる時間を与えてしまっては、意味がありません。
もし「考える時間が欲しい。」と言われたら・・・
または、
尚離婚協議の場合、浮気夫(妻)の中には、逆上(逆ギレ)したり、逃げ出したりしてしまい、話し合いにならないケースもあります。
(※そのような場合に対応できるようアドバイスもさせていただいています。)
このようにして、徹底的に相手方の逃げ道をふさぎ、
その場で即決させることが重要なのです。