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調査終了後、慰謝料請求の示談・その2

慰謝料請求の示談・離婚の話し合い(以下「離婚協議」といいます)を

高い確率で成功へと導く

 

 

 

の2つめを説明します。

 

2.不意打ち(いきなり話し合いを開催する)

辞書の意味では、「だしぬけに相手に攻撃をしかけること」「予告なしに物事を行うこと」です。

 

 

つまり、突然話し合い(示談や離婚協議)に持ち込むことという事です。

 

少し例をあげてみます。

不意打ちの具体的な方法としては、浮気相手の場合は、待ち伏せし、そのまま喫茶店等に同行してもらい突然、話し合いをするという方法です。

 

また浮気夫(妻)の場合は、自宅で(自分の両親等と)待ち構えていて夫(妻)が帰ってきたら、

突然、離婚協議を開催するという方法です。

 

これにより「こちらはしっかり準備ができている状態」

そして「相手方は何の準備もできていない状態」で、交渉を開始することができ、

有利に話し合いをすすめることができるのです。

 

ただし、完全な不意打ちができるのは「不貞行為をした夫(妻)」・「その不貞行為の相手方」の内、

残念ながら片方だけです。

 

何故なら、一方と交渉すると他方に連絡をしてしまうことが有り、

他方はある程度準備(覚悟)してしまうからです。

 

したがって、より交渉を成立させたい方から先に不打ちの話し合いをするなど、

実行する順番を考慮する必要があります。

 

 

次回は、その3を説明します。