既婚者だと知らなかったと浮気相手が言った場合。
2021年04月05日
浮気調査をし、不貞の証拠がしっかり揃ったので、浮気夫(妻)と浮気相手に対して話をした際に、
浮気相手が、「既婚者であることを知らなかったので、付き合っていた。」と言い訳をした場合、
この言い訳は通用するのでしょうか?
本当に全く知らず、最初からずっと独身であると信じきっていた場合は、
慰謝料を支払う義務はないのです。
この場合むしろ、浮気相手も浮気夫(妻)から騙されていたことになります・・・。
ですが、こういったケースは稀で、殆どの場合は既婚者であることを知ったうえでの不貞行為に及んでいることが多いのです。
ただ、浮気夫(妻)が浮気相手をかばう為に、知らなかったことにするよう口裏を合わせてくることがあるので、注意が必要です。
例えば、浮気夫(妻)と浮気相手が以下のような場合だとしたら
1.メールやラインのやり取りの中に、既婚者であることを認識していたことが分かる証拠が有る。
2.共通の知人がいる。
3.勤務先が同じ。
4.同じ集団(サークル)などに所属している。
5.その他、明らかに「知らない」という事が不自然なケース。
このような状況であれば、いくら既婚者であることを知らなかった。と言い訳をしても通用しません。
様々なケースがあるのでまずは、専門家に相談することをおススメします。